カードゲームで遊んだことはありますか?トランプやUNOをはじめ、さまざまなカードゲームが現代では遊ばれています。それでもなお、新作カードゲームは続々と出続けて来ています。
そんなカードゲームですが、今回は「自作する」という遊び方を提案したいと思います。友達や家族と、調整しながらよりよいカードゲームを作るために考えることは別の楽しさがあると思います。では、カードゲームを自作するために必要な項目を見ていきましょう。
必要な道具
カードゲームを作るために最低限必要なものは紙と鉛筆だけですが、いくつか問題点があります。完成まで時間がかかること、透けたりカードの形が不揃いになること等です。これらの対策に筆者おすすめの道具を紹介しようと思います。
・名刺用紙
家庭用プリンターで印刷できる名刺用紙です。切り取り線が入っているため、簡単に一定の大きさで統一することができます。十分な厚みのある用紙を選ぶことで、裏写りも気にせず使うことができます。
筆者が利用している名刺用紙を紹介しておきます。
・家庭用プリンター
コンビニの出力機では、コンビニが用意している用紙のみに出力することができます。キンコーズなどのサービスを利用するか、家庭用プリンターを用意するかの2択になりますが、圧倒的に家庭用プリンターがあった方が楽です。家庭用プリンターは他の用途にも使えるので用意しましょう。
・編集ソフト
出力する内容を用意する必要があります。イラストなどを拘りたい場合には、Adobe illustratorがあるのが一番良いでしょう。「とりあえずやってみたい!」という人はまずはOffice PowerPointでやってみましょう。ブラウザ版は機能に制限がありますが無料で使用することができます。
Office PowerPointの名刺テンプレート作成したものを置いておきます。プリントする前に枠線を消して出力するとよいです。
発想について
カードゲームの作り方には人それぞれの方法がありますが、どこから手をつけるかについて例をいくつか挙げたいと思います。
・テーマから発想する
「何をカードゲームにするか」から発想する方法です。例えば食物連鎖をテーマにする場合、草食動物、肉食動物、微生物の三角関係にゲーム性を持たせることができそうです。
・システムから発想する
カードゲームでは主に手札、山札、場のカードなどの種類によって公開範囲を持っています。例えば自分の手札は自分には公開されていますが、相手には公開されていません。特殊な公開範囲や条件をもったカードの種類を設定することで、今までにないゲームシステムを生み出すことができます。
おわりに
カードゲームを自作することは、公平なルールを作る経験となります。公平でないと”おもしろくない”に直結するからです。公平なルールを考えられるようになることで、リーダーシップを発揮できるようになり、これは多方面で活躍の鍵となります。
カードゲームの自作は大人の私でも楽しむことができたので、プリンターをお持ちの方は特に挑戦してみてはいかがでしょうか。
コメント